人口
続いて、上に挙げたいくつかの国と地域の人口を見てみましょう。
人口は幾つかの機関が人口の将来推計を出しており、また人口の増減は保険マーケットの規模に非常に大きな影響を与えます。
人口
| 国・地域 | 2015年人口
（単位；100万人） |
2045年推計人口
（単位；100万人） |
増減率 |
| アメリカ | 319.9 | 382.1 | 119% |
| カナダ | 35.9 | 44.0 | 122% |
| オーストラリア | 23.8 | 32.0 | 134% |
| イギリス | 65.4 | 74.3 | 114% |
| 日本 | 128.0 | 111.9 | 87% |
| 香港 | 7.2 | 8.2 | 114% |
| シンガポール | 5.5 | 6.6 | 119% |
| アジア全体 | 4,419.9 | 5,218.6 | 118% |
出典：United Nations Population Division Database
これを先に挙げた15～64歳の生産年齢人口に絞ってみると、以下のようになります。
生産年齢人口
| 国・地域 | 2015年人口
（単位；100万人） |
2045年推計人口
（単位；100万人） |
増減率 |
| アメリカ | 211.6 | 232.3 | 110% |
| カナダ | 24.4 | 26.3 | 108% |
| オーストラリア | 15.8 | 19.6 | 124% |
| イギリス | 42.0 | 43.9 | 104% |
| 日本 | 78.1 | 58.2 | 75% |
| 香港 | 5.3 | 4.6 | 86% |
| シンガポール | 4.0 | 3.7 | 93% |
| アジア全体 | 3,000.0 | 3,394.9 | 113% |
出典：United Nations Population Division Database
人口動態を見てわかる特徴は、
高齢化が進み生産年齢人口が減っていく日本を含む一部アジアの国々
そしてそれを補って余りあるアジア全体での人口増加
一方で移民受け入れを中心に人口増加を果たす一部先進国
という構図です。
