アクチュアリーという仕事の魅力(その1)

キャリアの軸となる“武器”を持てる
多くの優秀な人たちと共に成長できる

こんにちは、Duke(デューク)です。

近年はアクチュアリーに関する情報がインターネット内で増えてきているので、この仕事の内容や魅力について書いている記事も増えている印象です。

ここでは著者なりに自分自身に対して「何でこの仕事を選び、15年以上も続けているの?」と問いかけてみたときに思うことを書いてみたいと思います。一般的に書かれているアクチュアリーの魅力とはだいぶんかけ離れていますが、、、

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「手に職」の仕事

まず最初に思い浮かんだ理由は、この仕事が「専門職」であるということです。

著者はいわゆる“就職氷河期”と言われた時期に大学を卒業しています。著者の高校大学時代に大きな会社が次々と倒産したり破綻したりして多くのサラリーマンが職を失うのを新聞記事やテレビ等で見ながら過ごしてきました。

これは著者の世代に特有の考え方で皆さんにはピンとこないかもしれませんが、当時から「会社に運命をゆだねず、自分の力で働き方や働く場所を選べるような生き方をしたい」という思いを強く持っていました。

そしてそれはすなわち、「組織に常に求められる“武器”を持つこと」だと当時は思っていました。

この仕事は業務独占資格ではありませんが、それでも“誰でもできる仕事”でもありません。資格そしてスキルという武器を持つことで、希望すれば自分で働く場所や働き方を自律的に選んでいくことができる仕事だと感じています。

 

、、、と書くと、初めからものすごく意識の高かった人のように思うかもしれませんが、実は著者がアクチュアリーという仕事に出会ったのは偶然の産物でした。大学院を中退し、いわゆるプータローだった時代に「自分の武器になるものは何だろう」と考えていましたが答えは出ないまま、当時非常に興味を持っていた「人材育成」の分野、そしてビジネスマンとしての基礎力を鍛えるためにコンサルティング的な働き方ができる会社に拾ってもらい、社会人としてのスタートを切ることになりました。その後、“自分の武器にできそうなもの”を偶然発見するまでに数年の月日が流れることになります。。。