オーストラリア
協会の学生向けプロモーションページの一つに年収水準が示されています。経験10年程度の正会員でAUD17-18万ドル程度となります。
出典:https://www.actuaries.asn.au/microsites/morethanmaths/why-become-an-actuary-
学生向けに「儲かる職業だ」としっかりアピールされています(笑)。
アジア
特に香港やシンガポールではアクチュアリーの需要が多く、人材の引き抜き合戦が起こるため年収水準は高くなりがちです。
特に管理職レベル以上になると数字が跳ね上がる印象があります。
そしてこの2か国は税金が比較的安いというお国柄、手取りが多くなるという利点もあります。
中国に関しても近年アクチュアリーの年収水準はかなりこの2か国に近づいているという話も聞いています。
これらを除くアジア諸国での給与水準は採用形態に大きく左右される印象です。管理職や部門のヘッドとして海外から駐在扱いで採用され勤務する場合は先進国に準じた年収が提示される場合が多く、また現地での滞在費用等のパッケージをつけてくれる場合もあります。(いわゆる日本から海外に赴任する駐在員のような待遇)
著者が見聞きした中では、給与を現地通貨ではなく米ドル建てで受け取るケースがそれなりにありました。
現地採用で勤務する場合の年収水準は正直分からないのですが、各国の優秀な若い人たちがこぞって香港やシンガポール、オーストラリア等に仕事を求めてくる姿を見ていると、なんとなく推して知るべしなのかもしれません。