「海外の大学でアクチュアリーを学ぶ」という選択肢

メリット1:大学と資格試験が連携している

日本でも少しずつ大学の講義や予備校などで試験準備をできるようになってきていますが、まだまだ独学が基本です。

一方、海外大学のアクチュアリー専攻では各科目の講義があり、試験に即した体系だった学習をすることが可能です。またイギリスとオーストラリアの資格試験の一部は協会の認定する大学の単位をもって免除されるなど、効率的に資格取得をすることができます。

 

 メリット2:同じ目標を持つ仲間と共に学べる

先進国のアクチュアリー専攻にはその国だけでなく多くの国から学生が集まってきています。彼ら彼女らと席を並べて学ぶことで、学習のモチベーションを維持し、またお互い助け合ったり多くの刺激を受けることができると思います。

独学が苦手でモチベーションが続かない、という人には特に良いかもしれません。

 

メリット3:資格取得後の選択肢が広がる

海外に留学する場合はおそらくイギリス・アメリカ・オーストラリア(・カナダ)のいずれかの資格取得を目指すことになると思いますが、これらの正会員資格は取得するとほぼどの国でもアクチュアリーとして認めてもらえます。もちろん日本でも勤務が可能です(法令で定められた保険計理人を除く)。

海外で得るであろう語学力と人的ネットワークとを合わせて、海外に活躍の場を広げられる可能性が格段に大きくなるでしょう。

メリット4:語学力と多様性への適応―生き抜く力がつく

これは医師の記事と共通になりますが、若い時期に海外での生活を経験することで語学力はもちろん、自分と異なるバックグラウンドを持った多くの人たちと共に生きていく術を体得することになるでしょう。

著者の経験からも、海外での生活は日本では絶対に経験しないような困難に直面することがままあります。

そういう困難を切り抜ける経験を重ねることで、アクチュアリーとして以上に社会人として世界のどこでも「生き抜いていく力」が身につけられるのではないかと考えています。

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