費用は日本と比べてやや高額となるが、メリットも多い
こんにちは、Duke(デューク)です。
最近、医師を志して海外の医学部へ進学する日本人が増えているという記事を目にしました。
日本の医学生が「東欧の大学」をあえて選ぶワケ 費用は年300万円で「日本より安い」
東欧の医学部に進学する日本の学生が増えている。医療ガバナンス研究所の上昌広理事長は「ハンガリーの場合、学費は年間170万円程度。生活費を含めても約300万円で済む。米国などへ留学するよりも安く、就職先は日本を含めて世界中を選べる。日本の医学部を選ぶ理由はない」という——。
記事にある主な理由を簡単にまとめると
・東欧等の一部の国では医師になるまでにかかる費用が日本と比べて安い(日本の私大と比べ)
・日本の医師国家試験も受験可能、また海外でも医師として勤務できる
・英語を始めとする語学力の獲得
・若いときに様々な国の学生と共に学ぶことで、多様性の理解、バイタリティーや適応力がつく
ということのようです。
この記事を読みながらふと考えました。「アクチュアリーはどうなんだろう?」
著者が知る限り、日本で高校まで教育を受けてきた学生がアクチュアリーを目指して海外で学んでいるケースは現在は非常に稀です。(過去に1人だけオーストラリアでアクチュアリー専攻で学ぶ日本人学生と話す機会がありましたが)
一方で、これからの日本の高校生等が“アクチュアリーになるために海外の大学で学ぶ”という選択肢をとることは十分にあり得るのではないだろうか、とも思っています。
そこで、ここでは著者の私見の範囲ではありますが、海外への「アクチュアリー留学」について考えてみようと思います。