アクチュアリーの正会員資格はどの国でもほぼ必須
どの国の資格でも働けるが、働く国により資格の知名度や使い勝手に差
どの国の資格でも働けるが、働く国により資格の知名度や使い勝手に差
こんにちは、Duke(デューク)です。
アクチュアリーは各国の団体がその専門性を認定する資格を発行しており、この仕事を志す人は資格取得を目指すことがほとんどです。
アクチュアリーを目指す人たちにとって、資格試験はまず一番の関心事になるのではないでしょうか。
資格は必須
日本においても海外においても、アクチュアリーとして勤務する場合には資格を取得することが重要となります。
日本の医師や弁護士のような「業務独占資格(資格がない者が一切の業務を行ってはならない)」ではないので資格がなくても業務を行うことはできます。
しかし専門職として認められ、会社の管理職等になる場合には資格の取得が条件となっているケースが多く、実質的には資格の取得は必須といえるでしょう。
日本では、業界内では「資格を取得するのが難しい」という認識があるからでしょうか、一部の会社では正会員資格を取得していなくても実務経験を積んでいればそれなりに出世できるところもあるようです。
特にアクチュアリー業務を行える社員が足りていない会社は、出世に必要な資格要件をゆるくする傾向があります。
ただ、法令により保険会社に必ず1人必要な“保険計理人”という立場につく人は必ず日本の正会員である必要があります。
著者が経験する限りにおいて、海外では正会員資格は日本以上に重要になります。
正会員でないと日本でいうところの係長ぐらい以上の職位につくことはほぼできません。
年収も正会員とそれ以外ではかなり差がつく場合が多いです。