日本の職場を海外の人たちから見ると

日本特有の「あうんの呼吸」文化

もう一つ話題にあがったのは日本人のコミュニケーションの取り方でした。

よく言われるのは日本のハイコンテクスト文化
(かみ砕いていえば、対人コミュニケーションの中で、“発せられる言葉に頼って意思疎通を行う”割合が低い、つまり「言わなくてもわかってるよね」という前提でコミュニケーションが行われる割合が多い文化)
ですが、これは海外(特に欧米圏)の多くの国のようなローコンテクスト文化
(言わないと何事も伝わらないよ、という前提でコミュニケーションを行う文化)
どちらが良い悪いというものではなく、純粋にコミュニケーション様式が違うんだという理解を著者はしています。
著者はこの分野の専門家ではないので詳細は識者の方にゆずりますが、日本は人口の95%以上が日本語を話す日本人であること、生育環境やバックグラウンドが似通っていることなどから、他の人は考え方や価値観が「自分と近しい」という前提から始まるコミュニケーションと、移民国家や多民族国家で「みんなが一人一人違う」という前提から始まるコミュニケーションは、その方法が大きく変わってくるのはごく自然のことのように思います。
大切だと思ったのは、“違いがあることを理解すること”であるように感じました。
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