アクチュアリーになりたい!大学生編(その2)

交換留学や海外大学院で学ぶ

もし日本の大学で学んでいて海外で就職することを視野にいれるのであれば、なんらかの形で1年から2年程度外国の大学または大学院で学ぶことでアクチュアリーに限らず海外就職は格段に有利になります。

逆にいえば、そうでない場合に卒業後海外で就職するハードルはとても高くなります。

著者がよく見るアジアのアクチュアリーのパターンは、高校か大学までは出身国で学び、大学あるいは大学院で英語圏の国のアクチュアリー学科に進み、インターンシップを経験してそのままその国で就職し、経験をつんでいくというものです。

国にもよりますが、その国の大学・大学院を卒業することで卒業後にその国で働くためのビザ(滞在・就労許可証)がでやすい場合が多いように思います。

たとえばオーストラリアでは、大学・大学院で学位を取得するとその後最大2年間働けるビザがもらえます。そしてその後は会社に認められればその会社が就労ビザを出してくれます。

 

もちろん日本で仕事をする場合でも、語学(主に英語)ができることは高く評価されることが多いです。

日本では外資系の会社などで外国人のアクチュアリー達とコミュニケーションがとれるレベルの語学力を持っている場合、年収も高くなる傾向にあります。また日系の会社でも海外駐在や社費での海外MBA留学などのチャンスを得る可能性が高くなります。

どの国で仕事をするにしても、アクチュアリーとしての専門性があることを前提とすれば、それにプラスして語学などの強みを持っていることで皆さんの長期的な活躍の幅を大きく広げることができるでしょう。

 

 

現在アクチュアリーとして働いている人は大学卒業までにアクチュアリーを目指して動き始めた人がほとんどです。ただ少ないながらも、社会人になってから初めてアクチュアリーを目指すケースもあるので、次は社会人編を書いてみます。

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