海外では憧れの専門職
海外に目を向けると、アメリカ、イギリス等多くの先進国ではアクチュアリーは弁護士や会計士などと同様、専門職として多くの人に認知されています。
著者はオーストラリアでスポーツジムに行った際、ジムトレーナーの筋肉隆々のお兄さんに仕事を聞かれ、アクチュアリーだと答えたら「ああ知ってるよ!お金かなんかのリスクを扱う仕事だろ。頭いいんだね!」と言われ、びっくりした経験があります。
(筋骨隆々の兄ちゃん、偏見でごめんなさい)
また、仕事先で同僚と話をする中で聞いたのは、アクチュアリーの学生の中での位置づけは、むりやり日本の文脈でいうと「理系と文系の中間やや理系より」のイメージのようです。
これらの国では大学にアクチュアリー学科(Actuarial Science)があり、その学科は日本でいうところの経済学部やファイナンス学部の一つの専攻分野として位置づけられてるケースが多くあります。
著者自身は経済学部は多分に数学の知識が必要という印象があるのですが、日本では経済学部が一般的に文系として扱われているのが面白いですね。
このように、日本と海外ではアクチュアリーに対するイメージが微妙に違っています。著者自身は日本でももっとこの職業が多くの人に認知され、その専門性にふさわしい高い評価を受けるようになってほしいと願っていますし、このブログがそのきっかけとなればと思っています。