アクチュアリーになりたい!‐社会人編

 社会人から大学院へ進学

MBAではよく見るケースですが、社会人を数年経験の後大学院で学ぶという道があります。

アクチュアリー学科あるいは類似の専攻の大学院に入り、修了後アクチュアリーの業務に応募する方法も可能性がでてくるかと思います。

 

海外でこの方法でアクチュアリーになった人を知っていますが、ただ日本海外共にこれは決して多いケースではないと思われます。

 

社内異動を希望する

もし金融関係、特に保険会社にすでに在籍している場合は、社内異動でアクチュアリー関連業務を行う部署に行かせてもらうという方法があるかもしれません。

ただ、著者は日本ではそのような例は見聞きしたことがありませんし、海外ではまれに他部署からそのようなチャンスを狙っている人をみましたが、そのような場合でも独力で試験を受け正会員に近いところまで進んでいる人にチャンスがあるかどうか、ぐらいの確率だと思っておくとよいかと思います。

運と縁が必要?

いくつか書いてみましたが、いずれの場合も“うまくいけばラッキー”といっていいぐらい、残念ながら誰にでも開かれている道ではないことは繰り返しておきます。

ただそうは言いつつもチャンスはゼロではないと思いますので、本気でアクチュアリーの道を希望する人は動いてみる価値はあるのではないかと思います。

 

プロフィールにもありますが、実は著者自身は社会人になるまでアクチュアリーという職業を知りませんでした。

社会人、それも年齢的に20代後半になってからアクチュアリーの世界の飛び込んだのは非常に稀なケースだと自覚していますし、それができたことは幸運だったと共に、導いてくれた人たちとの縁に個人的にすごく感謝しています。

キャリア
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