学校で数学を選択する女子生徒が少ないのは多くの国での共通の課題
数学に対する自信とそれを支える周囲のサポートが重要
数学に対する自信とそれを支える周囲のサポートが重要
こんにちは、Duke(デューク)です。
先日、International Women’s Dayの一環として「より多くの女子が数学を含めたSTEM(science, technology, engineering, and mathematics)へのキャリアを進むために」という内容の講演を聴く機会がありました。
その中で、現在のオーストラリアのアクチュアリー会の会員に占める女性の割合を出していましたが、興味深い数字をいくつか挙げると、
現在の女性の正会員は全体の25%ほどだが、最近15年に正会員になった人に限ると33%に上がる
準会員に関していうと女性は全体の40%を占め、さらに30歳~40歳に限定すると48%が女性
大学のアクチュアリー学科で学ぶ女性は全体の33%
準会員に関していうと女性は全体の40%を占め、さらに30歳~40歳に限定すると48%が女性
大学のアクチュアリー学科で学ぶ女性は全体の33%
講演の中でも話していましたが、30代の女性は様々なライフイベントがあることにより正会員になることができず準会員にとどまっているケースが多いのではないか、そして今後そのような女性をどうやって正会員になるためのサポートをしていくかが課題ということでした。
またオーストラリアの学校で女子生徒が数学(Advanced Math)を選択する割合がを男子生徒と比べて半分程度というデータが示されました。講演の中で挙げられていた女子生徒が数学を選択しない理由として、まだあくまで仮説にすぎないとしながらも以下のことが述べられていました。