どの国の資格が一番役に立つの?アクチュアリー試験比較(その3)

日本で強い日本の資格
グローバル展開に有利な海外資格

こんにちは、Duke(デューク)です。

アクチュアリー試験に合格するために、ほとんどの人は何年もの期間をかけて努力を積み重ねています。

そうして正会員を手にしたときを皆さんの活躍の場をより広げられるのはどの資格か、いまから考えてみるのもよいかもしれません。

そこで、あくまで個人的な意見となりますが資格がどのように役立つかなどについて書いてみます。

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日本の資格は日本の業界では最強

業界内で高いステータス

日本の正会員資格は、日本の保険業界(のアクチュアリー関連部門)では非常に高いステータスとなっています。

正会員資格をとれない人もかなり多い中、正会員であることで社内の昇進にも良い影響を与える場合が多いですし、転職でも正会員は優遇される傾向です。

年収水準に関しては、大手保険会社はそもそもの総合職の年収水準が高めのためあまり他の総合職と変わらないという話をききますが、中小の会社や外資の会社では資格手当を付けるなど、給与面でも優遇しています。

具体的な水準に関しては、転職サイトのアクチュアリー系の求人を見てみれば、おおよそのことは分かると思います。

日本の資格の海外での評価は

一方、これは海外で仕事をすることを視野に入れている人に限定する話ですが、日本以外の国で“日本の正会員資格”は現場レベルで働くアクチュアリーたちにはほとんど知られていません。

会社や人によってはアクチュアリーとして認めてもらえない場合もあります。

(もちろん日本の正会員資格は国際アクチュアリー協会から認定された資格なので、全世界で通用することにはなっているのですが。)

また、他の国の正会員資格に切り替えることはできません。